かかぴそブログ

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後悔しないベビーカーの選び方

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こんにちは、管理人のかかぴそです。

今回はベビーカー選び方について書いていきます。

ベビーカーに限りませんが、赤ちゃんが使う物って、どう選んだらいいのか全然わかりませんよね。なので、「とりあえず安全をとって日本製のもの」といった具合にある程度絞ってから店舗に見に行く感じになるかと思います。

ただ、あまり最初から候補を絞りすぎると後で後悔する可能性があるので、絞ること自体は否定しませんが、「日本製」とか「軽量・コンパクト」のように、選択肢が一気に狭まるような絞り方はしない方がいいです。

悲しいことに、私は日本製に絞ったが為に半年で買い直すという悲しい事態になりました。私の失敗を教訓に、ぜひ広い目で検討してください。

 

ベビーカーは、とにかくいろんなメーカーを見るべし

「日本製がいい」「コンパクトがいい」など、いろんな思いがあるかと思います。ただ、その思いはいったん置いておいて、日本製、海外製問わず、いろんなメーカーのベビーカーを見てください

日本製には日本製の、海外製には海外製のいいところがありますし、意外かもしれませんが、子ども用品に関しては日本よりヨーロッパの方が規格は厳しいです。

なので、安全性を取るにしても海外製(ヨーロッパ製)のほうが安心です。

有名どころのベビーカー

街中でよく見かけるメーカーを日本製、海外製に分けて紹介します。少なくともここで紹介するメーカーは一度目を通しておくことをおススメします。

日本製

日本製のベビーカーでよく見かけるメーカーは「コンビ(combi)」「アップリカ(aprica)」「エアバギー(airbuggy)」「カトージ(katoji)」です。

海外製

海外製のベビーカーでよく見かけるメーカーはオランダ製の「バガブー(bugaboo)」、ドイツ製の「サイベックス(Cybex)」、フランス製の「ヨーヨー(yoyo)」、アメリカ製の「グレコ(GRECO)」です。

特にサイベックスは近年人気が出たのか、非常によく見かけます。

ベビーカーを選ぶ際の基準

個人的な見解ですが、実際に使用していて感じるベビーカーを選ぶ基準について書いていきます。

これらの情報をもとに上であげたメーカーのベビーカーを比較してもらえば、少なくとも私のような失敗は起こさないと思います。

サイズ

まず、分かりやすい所でサイズ感は大きなポイントになってくるかと思います。

コンパクトなベビーカーは日本の環境には適していますが、コンパクトであるが故に赤ちゃんが寝る(座る)スペースは小さいです。

私が失敗したのはまさにこの部分で、半年ぐらいになると、うちの子は頭がてっぺんに届くようになってしまい、気づけば首を曲げて寝ていました。

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歩き回るようになったらセカンドベビーカーとしてコンパクトなタイプを買うかもしれないぐらいの想定はありましたが、生後半年でサイズが合わなくなるとは思ってもいませんでした。

しかも、公式情報で36ヶ月まで使用可能となっているのに...。残りの30ヶ月はどこにいってしまったのでしょうか。

コンパクトなベビーカーを検討している人は、本当にそのベビーカーで、想定している月齢まで窮屈なくお子さんが乗れるかしっかりと確認するようご注意ください。


【参考】
例えば3歳まで乗せる想定の場合、厚労省の調査によると(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/73-22-01.pdf)男女問わず、だいたい平均身長は85~100cmほどです。
仮に、座高を単純に身長の50%と見積もった場合、シート高さは42~50cm必要な計算になります。

乗り心地(振動・幌のサイズ・座面の高さ)

次に、赤ちゃんの乗り心地についてです。

「乗り心地」と言うとやや漠然としていますが、「振動」「幌のサイズ」「座面の高さ」に注意すればいいと思います。

振動について

ベビーカーを押すようになって初めて気づくことも多いですが、意外と世の中の道は凹凸にあふれています

例えば横断歩道の白線ですが、水捌けの都合上じゃっかん段差になっています。なので、ベビーカーを押していると、「ガタン、ガタン」というアップダウンを感じます。ブロック状の道路もガタガタしますしけっこう振動を感じる場所はたくさんあります。

ですので、あまりに振動を直接ひろうようなベビーカーは赤ちゃんも乗っていて不快でしょうし、せっかく眠気が来ていても寝れないということもあるかもしれません。これについては個性なので、全然気にしないで寝る子ももちろんいます。

店舗に行くと疑似的に段差や荒れ道を作ってくれているところもあるので、ぜひ実際に押してみて振動の吸収具合を確認してみてください。

幌のサイズ

幌のサイズについては、乗り心地とは直接関係しないかもしれませんが、ようするにどれだけの範囲をカバーしてくれるか。ということです。

例えば、完全にシートを起こしていれば日よけになるが、リクライニングしてしまうと頭上を覆う程度で眩しさは防いでくれない。といったことです。

ベビーカーによって幌の稼働範囲は異なるので、足元まで覆いたい。という場合はしっかりと確認することをおススメします。

幌の用途としては、日除け、風避け、寝てる時の明るさ対策といった感じです。

座面の高さ

座面の高さは、特に夏場に気になるポイントとなります。

一般的に、ベビーカーの座面高さは大人の膝ぐらいですので、けっこう地面から近いです。

そのため、地熱をもろに受ける赤ちゃんはかなり体感として暑いと思うので、高ければ高いほど理想的です。特に、新生児期や首が座っていないお子さんの場合、背もたれも倒した状態になるので、頭も同様に地面に近くなります。

ですので、座面の高さについても見る時は意識してみてください。

操作性

続いて確認するポイントは、操作性です。当然ながらベビーカーは家を出てから帰るまで常に触っている物なので、操作性は重要です。

操作性でポイントになるのは「押した時の軽さ」「段差のあがりやすさ」「ハンドルの高さ」の3点です。

押した時の軽さ

押した時の軽さとは、言葉通り、子どもを乗せた状態で押す時にどれだけ力が必要か。ということです。よくショップには5kgとか10kgの重しがあるので試してみるとわかりますが、けっこうベビーカーによって押した時の軽さは異なります

ハンドルの高さとか、その他いろんなもののバランスで力の伝わり方が違うんだと思いますが、ショップの滑らかな床で違いを感じられるぐらいなので、アスファルトや公園の土の上を押すとなると、けっこう違ってきます。

子どもの成長に伴い、どんどん負荷は大きくなりますし、もし荷物をベビーカーに乗せるのであれば、その分の重さが加わります。男の私が押していても長時間となると疲れるので、慎重に選びたいところです。

段差のあがりやすさ

段差のあがりやすさもベビーカーによって変わります。それこそ、エアバギーのようなタイヤの大きいタイプはちょっと勢いをつけてあげれば歩道に上がる程度の小さい段差なら簡単にあがれますが、数センチのちょっとした段差であっても、いちいち前輪を持ち上げないと乗り越えられないタイプもあります。

段差を越える時はハンドルを少し手前に引いてウィリーのような感じで操作するのですが、この操作のやりやすい、やりにくいが、これまたベビーカーによってそれぞれです。

道を歩いていれば横断歩道はあちこちにあるので、段差を超える機会は数えきれないほどあります。もちろん、横断歩道の他にも歩道と車道が交差する場所は段差になっているので、なんなら100mに一回ぐらい段差に遭遇するのではないでしょうか。

いくつもベビーカーを押して確認していれば、なんとなくやりやすい、やりにくいの違いが分かってくると思いますが、エアバギーと比較するのが一番わかりやすいと思います。

ハンドルの高さ

一般的に、どのメーカーも低い印象です。高身長の女性や男性だと、ハンドル位置が腰ぐらいの高さだったりするので、押しにくいと感じると思います。どのぐらいの高さが押しやすいかは人それぞれですので、いくつか高さの違うベビーカーを押してみて、どれぐらいの高さが押しやすいのか試してみることをおすすめします。

お子さんが大きくなるにつれて押すのは大変になってくるので、なるべく自分に合った高さのベビーカーを見つけたほうがいいです。

まとめ

大きく「サイズ」「操作性」「お子さんの乗り心地」の3つの観点で選び方を説明してきました。すべてが満点のベビーカーを見つけるのは難しいと思いますが、妥協できる点、妥協できない点をはっきりさせて、自分たちに合ったベビーカーを見つけてください。

 

最後に、参考までに私が購入した二台目のベビーカーを紹介します。

私は、買い換える理由が「子どもの成長に見合ったサイズでないこと」であったので、なによりもシートの高さが3歳ぐらいまでは無理なく座れる高さであること、それに伴い、座面の広さ等も窮屈にならないことを絶対条件にしました。

他にもいくつか条件はありましたが、最終的にいくつかのベビーカーを比較した結果、bugaboo bee6に決めました。

あまり街中で見かけることはありませんが、個人的に非常に気に入っています。

初めからこのベビーカーの存在を知っていればと何度も後悔したぐらいに機能や装備品(オプション)が充実しており、文句のつけようのないベビーカーです。

バガブーについては別記事で書きたいと思っているので、ぜひ参照してください。書いたらリンクを貼ります。

この記事を読んでくれたみなさんは、後悔のないよう、時間の許す限りたくさんのベビーカーを比較してください。

 

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