bugaboo bee6を2年使った感想
こんにちは、管理人のかかぴそです。
今回は私がおすすめするベビーカーbugaboo bee6について書いていきます。
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前回の「後悔しないベビーカーの選び方」の記事でも書きましたが、私は一台目のベビーカーを半年ほどで買い換えるという大失敗を犯しています。
その反省を生かした結果辿り着いたベビーカーを全力で紹介していきます。
※気づけば購入してから2年も経ったので、感想を追記していきます。
バガブーのおすすめポイント
シート高さと座面の奥行きが変わる!?
何を言っているんだろう。と思うタイトルですが、バガブーはシートの高さを身長に応じて伸ばすことができます。また、シート高さだけでなく、座面の奥行きも伸ばすことができます。
月齢が低いうちはお子さんが膝を伸ばせるように座面を前に引き出し、その後は成長に応じて膝を自然な形で下ろせるように座面を調整して使用します。
いろんなベビーカーを見ましたが、こんなことができるベビーカーはバガブー以外に見たことがありません。
(追記)
現在息子は2歳半になりました。今では座面を一番引っ込めて、長座ではなくしっかりと座る姿勢で乗っています。
身長90cmぐらいまでは長座姿勢になる印象です。
blossom39の画像が分かりやすかったので、拝借してきました。
ちなみに、伸縮幅はシート高さ、座面ともに4段階です。
ハンドル高さまで調整できる
バガブーは座面やシート高さにとどまらず、ハンドルの高さまで調整可能です。これまた非常に感動した機能なのですが、当然ながら押す人が変わればハンドル高さの合う合わないも出てきます。身長差のあるご夫婦であれば、それこそどちらかが押しにくい思いを堪えながらベビーカーを押さなくてはいけなくなります。
ですが、バガブーはハンドル高さが簡単に変えられるので、奥さんから旦那さんへバトンタッチしたタイミングでハンドルをするすると伸ばせば押しにくい問題は最も簡単に解決します。
女性であっても、高身長な女性の場合はハンドルが低くて押しにくいって感じている人も多いのではないでしょうか。
高さが合っていないとうまくベビーカーに力が伝わらないので、子どもが成長し大きくなるにしたがって、どんどん操作が大変になっていくと思います。
バガブーのベビーカーなら、そのお悩み、解決してくれます。
(追記)
私が男というのもあるかもしれませんが、13kg程度の我が子が乗っていても楽々片手で操作できます。(ショッピングモールのキャラカートは押せるけど、片手では曲がれません。以前使っていたcombiのベビーカーも、月齢6ヶ月ぐらいですでにそんな感じでした)
ハンドルの伸縮幅は10段階ですので、かなり高い位置まであげることができます。公式によると、最長で地面からの高さが109cmまであがります。
楽天市場のバガブー公式サイトに詳細が載っていますので、再度リンクを貼っておきます。
ちなみに、ハンドル高さを上げることで必然的にベビーカーとの距離が離れます。これは副次的なことではありますが、それによってベビーカーのタイヤを蹴飛ばすということがなくなりました。タイヤを気にせず歩けるというだけで、非常に気が楽になります。
荷物の出し入れが簡単
よく「たくさんの荷物が入るバスケット!」みたいなセールス文句のベビーカーって見かけますよね。
それ自体は否定しませんが、正直、出し入れがしにくいタイプも多々あります。
ですが、バガブーのベビーカーは座面があがるので、子どもに「ちょっとごめんねー」と言いながらひょいっと座面を上げればなんの苦労もなくスムーズに荷物の出し入れが可能です。
本当に、バガブーを設計した人は天才じゃないかといちいち感心します。
(追記)
欲を言うと、もう少し座面と荷物受けの間に高さがあるといいな。と思います。おきてるときはいいのですが、寝てるときだと起こしてしまいそうで座面を上げるのもためらうので…
タイヤのロックが一発で決まる
私が以前使っていたベビーカーは前後輪全て(4輪)をロックしないといけませんでしたが、バガブーは足元にあるロックペダルを踏めばロックがかかる仕組みになっています。
タイヤをロックする機会は意外とあるので、ロックの仕方も確認しておくといいかと思います。重要度は高くないですが、地味にストレスです。
多少の段差はなんなく乗り越えられる
コンパクトタイプのベビーカーは、タイヤが小さいのが主な原因なのか、ちょっとした段差でもひっかかってしまい乗り越えることができません。
横断歩道で車道から歩道に上がる時、微妙な段差があるかと思いますが、けっこうな確率でひっかかるので、基本的に前輪をしっかりと持ち上げて乗り上げる必要があります。
ただし、バガブーはサスペンションの構造のおかげか、余計な力をいれることなく、そのまま乗り越えることができます。
段差の多い街中において、この機能は非常に助かります。
(追記)
キャラカートと比較するのもどうかと思いますが、bee6の衝撃吸収は本当にすごいと思います。黄色の点字ブロックの上とか、キャラカートは勢いつけて行かないと引っかかって進めないけど、bee6は余裕です。しかも、手に受ける振動も遥かに少ないので、乗ってる子どもからしたらかなりの違いだと思います。
ベビーカーにかけられる純正マンモスバッグの偉大さ
マザーズバッグを買う前にバガブーの存在を知っていれば。そう思わずにはいられないオプションがこちらです。
バガブーはベビーカーに吊るすことができるマンモスバッグをオプションとして販売しています。こちらはハンドルにつけるのではなく、座面近くのフレームに吊るせるようになっているので、重い荷物でもバランスを崩すことなくかけることができます。
よく、ハンドルにマザーズバッグをかけている人を見かけますが、よくひっくり返らないな。って思いながら見てました。
ちなみに、私はひっくり返ると怖いのでずっと肩にかけて歩いてました。
なんとかこの大荷物から解放されたいという気持ちを抱きつつ過ごしていたのですが、バガブーがこんな最高のバッグをだしているとは。
残念ながら、マザーズバッグはすでに持っているので買い替えていませんが、もっと早く知っていればと、このベビーカーの偉大さに賞賛を送りたいと思います。
新生児期はキャリーコットやベビーコクーンがおすすめ
bee6はキャリーコットがなくても使用可能ですが、より快適で安全な空間を作ってあげたいと思っている方は、キャリーコットが別売で出ています。
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寒さや風からもしっかり守ってくれる安心感があるので、特に気を使う新生児〜6ヶ月頃までの期間を考えたら決して高い買い物ではないと思います。
ただ、bee6はリクライニングすればフルフラットとは言わないまでも、ほぼフラットな状態になるので、少しでも予算を抑えたければフットマフ、あるいはキャリーコットでも十分だと思います。
詳しい違いはわかっていませんが、ベビーコクーンは月齢の小さいうちに使うフットマフのような位置付けかと思います。これについては、そういうものがあるんだなぐらいの情報として読んでください。
(追記)
新生児は使っていないので予想の範疇を出ませんが、ほぼほぼ間違いなく、最初からbugaboo bee6を買っておけば、買い直しは発生していなかったと思います。セカンドベビーカーについては生活スタイルとかもあると思うのでコンパクトなタイプが必須な人もいると思いますが、もし1台でベビーカーの卒業まで迎えたいのであれば、バガブーは最有力候補だと思います。うちは、このままbugaboo bee6が最後のベビーカーになる予定です。
バガブーの難点
ベビーカー自体のサイズが大きいので、狭い店内には入りづらい
まず、バガブーはベビーカーの中でも比較的大きい部類に入るかと思います。なので、例えばショッピングモール等で店に入ると、ディスプレイ棚に行く手を阻まれることがしばしば発生します。
ベビーカーのサイズが大きいと、道を歩いたりする分には、むしろコンパクトなものよりも安定感があるので操作しやすいですが、スペースがあまり広くないところは当然ながら不便です。
女性が持てないほどではないが、それなりには重い
女性でも車への上げ下ろしが可能な程度の重さではありますが、それなりに重いです。
我が家の生活スタイルではベビーカーを持ち上げるような状況は車に積むときぐらいなので重さはほとんど問題になりませんが、もし持ち上げるようなことが多く想定されるのであれば、バガブーの重さが許容範囲か慎重に検討してください。
説明書がわかりづらい
バガブーのベビーカーは自分で組み立てる必要があります。そして、この説明書がけっこう分かりづらいです。
さいわい、組み立て動画をyoutubeに上げてくれている方がいるのでなんとかなりましたが、この辺はさすが海外。とある意味感心しました。
私は楽天のバガブー公式サイトで購入しましたが、普段楽天を使っていないような方やポイントよりも組み立ての労力がなくなるほうを取るという方は、こればかりはデパート等で購入することを強くおすすめします。
説明書が分かりづらいことに加えて、強度を保つために、けっこう組み立てに力が必要となっています。私のやり方が悪かったのかもしれませんが、壊れないかな?と心配になるぐらいに力を入れて組み立てを行ったので、女性の力だとかなり苦労すると思います。
blossom39の店舗だと組み立てサービスを受けられると思ったので、もし店舗購入するのであれば、組み立てサービスは迷わず利用すべきです。
まとめ
これから出産を控えていてベビーカーを検討している人や、私のような失敗をしてしまい、セカンドベビーカーというより、1台目のクラスチェンジ的な感じの人は、ぜひぜひバガブーのベビーカーを一度店頭で見てみてください。
空間の広さで言ったらエアバギーの方が広いとか、一つ一つを比較するとバガブーより優れたベビーカーはもちろんありますが、総合的に見ると、これ以上のベビーカーは存在しないと思っています。
唯一の難点は、値段が高いといったところですが、間違いなく、値段以上の価値があります。
bugaboo bee6であれば、セカンドベビーカーを買わずにこれ1台で新生児からベビーカーの卒業まで使えますので、長い目で見れば決して高い買い物ではないと思います。
文章では伝えきれないバガブーの魅力をぜひ店頭で感じてください。
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