かかぴそブログ

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おすすめの家庭用プリンターと選び方

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こんにちは、管理人のかかぴそです。

長年欲しいと思いながら先延ばししていたプリンターをとうとう購入しました。

私の場合、メーカーはエプソンで絞っていたのでそこまで機種を決定するのに悩むことは少なかったですが、そもそもの知識が乏しかったためにいろいろと質問させていただきました。

今回は、そもそも、プリンターってどうやって選べばいいの?という疑問をエプソンを例に解決していきます。

 

プリンターの選び方

プリンターを選ぶにあたり、何を重視しているでしょうか?メーカー、印刷コスト、印刷スピード、インクの色数などでしょうか。

どれも大事な要素ではありますが、他にも知っておくべき大事なことがありますので紹介したいと思います。私がエプソンを使用しているため、エプソンのプリンターを例に説明していきます。

染料と顔料の違い

プリンターのインク形式には「染料」と「顔料」があります。

この違いは「水性」と「油性」と思ってもらえば大丈夫です。染料は水性、顔料が油性です。つまり、顔料は問題ないのですが、染料は雨などで濡れるとにじみます。

雨ぐらいなら防ぐ術はありますが、もしマーカー等を良く使う人は、染料で印刷された部分にマーカーを使うと、インクが湿るので、乾くまで待たずに触れると、やはり滲みます。
※水性マーカーは、やはり「水」なので、雨で濡れたのと同じ結果になります。

家庭用プリンターの場合、カラーインクは染料が一般的なので、どのメーカー、どの製品を買っても条件は同じだと思いますが、黒については注意が必要です。主に写真を印刷するからと言って、無条件に6色プリンターを選んでしまうと、ワードなど、文書を印刷した時に不便を被る可能性があるので注意してください。

より詳しい違いはエプソンの公式HPで紹介されていますので、参考になるので、ぜひご覧ください。

www.epson.jp

使用するインクの色数

写真を主に印刷するという人はなるべく多くの色がある方がいいと思われるかと思います。私もそう思っていました。

ですが、実際に印刷したL版写真を見せてもらうと、4色と6色で比較しても大きな差は見受けられませんでした。エプソンの店員にも言われましたが、正直、あまりインク数は気にしなくて良さそうです。

エプソンのHP上ではそのサンプルは掲載されていないので実際に家電量販店等に足を運んでもらわないといけませんが、プロの方やフルサイズ一眼のカメラを使っていて、印刷画像にもこだわりたい!という強い思いのある人以外は4色あれば問題ないと思います。

Wi-Fiスマートフォンに対応しているか

最近の機種であれば対応しているほうが多いと思いますが、古い機種で安く済まそうと考えている人は対応していない場合もあるので、本当に不要か検討してみてください。

Wi-Fiに対応していないと今のご時世、少々面倒が多いかと思いますので、できればWi-Fiに対応している方がいいと思います。

具体的に私が不便であろうと想像する手間として、以下が考えられます。
 ・LANケーブルを這わせないといけない。
   ⇒しっかりと配線しないと、足元が邪魔になる。
 ・印刷するたびにパソコンを起動&データを移さないといけない。
   ⇒スマホで作成したファイルや写真を一々パソコンに移すというのはめんどくさい。
 ・家族で使用する場合、全てのPCにケーブルを配線しないといけない。
   ⇒初回だけですが、配線が非常にめんどくさい。

スマートフォン対応とは、スマホから印刷できるというだけでなく、(それならWi-Fiに対応してれば可能なので)アプリがあるかどうかということです。

エプソンの「Creative Print」というアプリはコラージュ対応していて、いくつかのレイアウトパターンが準備されているので、スマホ上で写真をコラージュして印刷することが可能です。いちいち写真アプリやパソコンに取り込んでから編集するといった手間が不要なので、スマホ内の画像を印刷することが多い人にとっては便利な機能だと思います。
※例えば、下のようなレイアウトが準備されています。

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レイアウトパターン

その他にもいろいろな機能がついているので、不要とするにしても、一度くらいどのようなことができるか見てからでも遅くはないと思います。

エプソンプリンターのアプリ紹介はこちら。ページの真ん中あたりです。

スマホからのプリントがもっと楽しく、もっと快適に | 製品情報 | エプソン

 

印刷コスト

印刷コストは、当然ながらどれぐらい印刷するかによって気にする必要があるかどうかは変わってきます。極端な話、ほとんど印刷しないのであれば印刷代が高いとしても機種代が安い方が総額がおさえられますし、頻繁に印刷するのであれば、機種代が多少高くても、印刷代がおさえられるのであれば将来的に総額は安くなります。

エプソンのプリンターで言えば、たまにしか印刷しない人はcolorioがおすすめです。逆に、頻繁に印刷する人はエコタンク式をおすすめします。

具体的に言うと、メーカー基準によると一年間でインクカートリッジを1セット、あるいは500枚入りのA4用紙を1セット買うか否かです。

 

おすすめのプリンター(エプソン)

ここからは、私がおすすめするエプソンのプリンターを紹介します。

すでに説明しましたが、エコタンク搭載モデルのEW-M752Tは、頻繁に印刷する人向けです。一方、colorioのEP-882はたまにしか印刷しない人向けです。

エプソン エコタンク搭載 EW-M752T


 

こちらのモデルは、私が使用しているのと同じタイプです。エコタンク搭載モデルで、カートリッジタイプのカラリオよりも印刷コストが安いので長期的に見れば安価と言えます。

インクは染料4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)と顔料1色(ブラック)の合計5色です。

黒については染料と顔料がありますが、基本的に文書印刷は顔料が使われます。その他、線なども顔料が使われますが、表面積の広いような場所ついては染料が使われるとのことです。

写真の印刷だけでなく、文書印刷も行うという人にとっては、顔料が使用できる点もおすすめポイントです。

ただし、ディスクレーベルプリントはできませんので、作成したDVD等に印刷したいという人には不向きです。また、給紙方法が前面1段のため、写真印刷と文書印刷(L版用紙とA4用紙)のように、頻繁に用紙サイズを使い分けるような人も、毎回入れ替える手間が発生するので非常に面倒で不向きです。

そのような人は、ディスクレーベルプリントに対応しており、前面2段カセットのタイプを選択するようにしてください。

エプソン カラリオ EP-883AW


 

※2021年10月現在、EP-883が最新機種でしたので、紹介機種をこちらに差し替えました。

こちらは、染料6色のタイプです。

黒ももちろん染料ですので、すでに説明した通り、文書に蛍光ペンなどでラインを引くような使い方をする人は、ラインを引いた箇所がにじむ可能性があるので注意してください。また、雨に濡れるのもにじむ可能性があるので注意が必要です。

ただし、その辺を承知の上で、印刷回数が少ないから。という理由で選ばれるのであれば、いい機種だと思います。エコタンク方式よりも低価格で手に入りますし。

また、こちらであればディスクレーベルプリントもできますし、前面2段カセットですので、用紙サイズを頻繁に入れ替える人も不便なく使えると思います。

6色というインク数についてですが、「使用するインクの色数」のところで書いたように、写真印刷した時のきれいさは、正直エコタンク(EW-M752T1)モデルで見た4色と、本機種の6色はほとんど変わりはないように思いました。

もちろん、じっくり比較して見れば違いはありますが、記念にプリントしておくレベルの使い方であれば6色もいらないな。という印象です。

ただし、そうは言っても気持ち的に6色のほうが良い。という人もいると思います。たとえば、次のような人は後悔しないように6色印刷ができる本機種のようなほうがいいかもしれません。
 ・写真印刷がメインの人。
 ・一眼レフなど、良いカメラを買ったからその印刷用に。と考えている人。
 ・審美眼には自信がある。という人。

まとめ

今回は、プリンターの選び方と、おすすめプリンターの紹介を行いました。

私が使用している都合上、エプソンの紹介のようになってしまいましたが、ここで書いた説明はメーカー問わず、プリンター選びの基本です。

あとは、色の発色の違いであったり、細かな機能差となるので、そこは好みのメーカーを探してみてください。ただし、写真がきれいに印刷できる家庭用プリンターは、エプソン・キャノンが二大巨塔です。それは誰もが認める所だと思いますので、このサイトでエプソンのプリンターがしっくりこなかったらキャノンを探してもらうといいと思います。

希望にあったプリンターが見つかりますように

管理人 かかぴそより

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