かかぴそブログ

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ネスプレッソ ラティシマ・タッチのレビュー

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ラティシマ・タッチ

こんにちは。管理人のかかぴそです。

コーヒー好きの私としては、自分でドリップするのが一番美味しいと言いたいところですが、なかなかそうも言えないですね。精進あるのみです。

世の中のコーヒーには美味しいものがたくさんあります。
そして、ネスプレッソのマシンで淹れたコーヒーも、これまた文句なしに美味しい! 家でエスプレッソやカプチーノが飲めるのも嬉しいですね。

そんなわけで、我が家で長年働いてくれているネスプレッソマシンを紹介します!

ラティシマ・タッチの紹介

残念ながらラティシマ・タッチはすでに旧型となってしまっていて、ラティシマシリーズの最新はラティシマ・タッチ プラスです。

 

型落ちではありますが、基本的な性能は変わりませんのでラティシマ・タッチ プラスを検討している方にも参考になると思います。

後半でラティシマ・タッチ プラスとの違いについても触れていきますね。

ラティシマタッチは
ミルク系レシピ(ラテとかカプチーノ)も飲みたいけど、手軽さも求めたい。
というタイプの人におすすめのマシンです。

そしてなによりも、時間がないけどおいしいコーヒーは飲みたい!
という人におすすめです。

ドリップするのは時間もかかりますし、慣れないと味が安定しないので思った味にならなかった。という失敗が発生してしまいますよね。
まぁ、それも含めて楽しいのですが。

とはいえ、お湯を沸かす。豆を挽く。抽出する。片づける。
なかなか時間がないとできないのも事実です。

しかし、マシンなら早いし安定した味が楽しめます。

そして、コーヒー豆の最大の弱点である賞味期限問題があまりないです。

ネスプレッソをおすすめする理由

コーヒーメーカーは何もネスプレッソだけではありません。
ドリップコーヒーを淹れられるタイプもあるし、デロンギのようなエスプレッソマシンもあります。

しかし、そのなかでも私はネスプレッソをおすすめします。
それはなぜか?すこし長くなりますがお付き合いください。

エスプレッソとドリップの違い

まず、コーヒーメーカーには大きく分けて二種類あります。
エスプレッソか、ドリップか。

エスプレッソは圧力をかけて短時間で抽出するので、ドリップコーヒーに比べて濃厚な味わいになります。また、お湯に触れる時間が短いため、カフェイン量が少なくなります。

アメリカン、ラテ、カプチーノ、これらはエスプレッソにお湯を加えたりミルクを加えることで作ります。
ドリップをベースにラテなどを作っても、もちろんいいですが、お店で飲むような味を期待していると少々薄くて「あれ?」となるかと思います。

つまり、お店で読むようなラテやカプチーノを飲みたければ、エスプレッソマシンを選んでください。

カプセルタイプと豆(粉)タイプの違い

ネスプレッソを代表とするカプセルタイプと、豆(粉)を使うタイプのコーヒーメーカーとの違いをご存じでしょうか。

違いというと大げさなのですが、カプセルは賞味期限が長いです。アルミ容器で密閉していて酸化しづらいという特性上、一年ぐらいは常温で保存可能です。

一方で、コーヒー豆の賞味期限は非常に短いです。粉の状態で保存するか豆の状態で保存するか、常温保存か冷凍保存かなど、保存方法によって変わってしまうのが少々やっかいなところですが、豆の状態で常温保存するとなると二週間ぐらいまでが美味しく飲める期間だと言われています。(冷凍すれば数ヶ月という意見もあります。)それ以降は、炭酸ガスと一緒にコーヒーの香りが抜けてしまってどんどん劣化していきます。
人によっては、二週間後ぐらいから酸化によって嫌な酸味を感じ始めるようです。

エスプレッソ用に細かく挽く場合は、コーヒーから発生するガスが逆に悪影響を及ぼすみたいで、抜け切ってからの二週間後ぐらいから安定した味わいになると言われます。

実際は豆を挽くタイプのエスプレッソマシンの場合、毎回必要な分を機械に入れる。というよりは、買ってきた豆をタンクにまとめてセットしておく。という使い方になると思います。

つまり、必然的に常温保存になるので、理想を言えば1ヵ月ぐらいで飲み切りたいですね。エスプレッソなのでガスが抜け切るのは問題ないですが、酸化は避けたいですから。

カプセル式のいいところ

カプセル式をおすすめする理由は主に二点です。

一点目は、賞味期限が長いという点です。そして、二点目は一杯毎にカプセルを変えられるので、その時の気分に応じてフレーバーを変えられるという事です。

 

自分でドリップするにせよ、豆を挽くタイプのエスプレッソマシンにせよ、自宅で使うとなれば賞味期限を考えるとあまり多くの豆であったり複数の種類の豆を常備しておくことは難しいと思います。

そもそも、エスプレッソマシンであれば機械に豆をセットしてしまうので、飲み切らないことには豆の種類を変えることはできません。

その点、カプセル式であれば賞味期限が長いのでいろんな種類の豆を常備しておくことが可能です。さらに、一杯毎にカプセルを交換するので、その時の気分によって豆を変えることが可能ですし、家族のみんながそれぞれの好みの豆を同時に楽しむこともできます。

お父さんはエスプレッソ、お母さんはデカフェ、子どももデカフェ、中学生ぐらいの息子であれば背伸びしてルンゴ。とか(エスプレッソにいかないあたりがお子様でかわいいですね。 すべて妄想ですが...)

 

ついでに言うと、箱のサイズは縦37mm、横36mm、長さ380mmの直方体です。保管場所もあまり取らないのが嬉しいですね。常温保存できるので、どっか空いている場所にほっぽっておいてOKです。

 

好きな時に好きな味を好きなだけ飲めるなんて、なんて最高なんでしょう。

 

まとめ ~ネスプレッソをおすすめする理由~
 ・毎日違った味のコーヒーを楽しめる!
 ・ミルク系レシピを含めたら、その楽しみは倍増!!
 ・好みの違う相手とでも共有しやすい。

ラティシマ・タッチで作れるメニュー

ここからは、マシンの説明に移ります。ラティシマ・タッチで作れるメニューは6種類です。

  1. リストレット
  2. エスプレッソ
  3. ルンゴ
  4. カフェラテ
  5. カプチーノ
  6. ホットミルク

コーヒーと関係ないので、ホットミルクをメニューとしてカウントするのはどうかと思われるかもしれませんが、意外とバカにできないですよ。泡が濃密なので、食べるホットミルクみたいな感じでなかなか癖になります。

まずは、それぞれの違いについて説明します。

リストレット、エスプレッソ、ルンゴは量の違いですね。それぞれ25ml、40ml、110mlです。濃厚さの違いと思ってください。
カフェラテとカプチーノの違いを一言でいうと、ミルクの量の違いです。

実際に飲むときには注意してもらいたいのですが、ネスプレッソのカプセルには推奨する飲み方というものがあります。エスプレッソ用とか、ルンゴ用があるということです。

もし、エスプレッソ表記のカプセルを苦いから少し薄めて飲みたい。と思ったとしても、ルンゴで抽出しないでください。
面倒ですが、一回エスプレッソで抽出してからお湯で薄めてください。
つまり、アメリカンで飲んでもらいたいんです。

なぜそんな面倒なことをするかと言うと、単純に不味くなるからです。
過抽出になってしまい、雑味が出てくるんです。粉っぽくなるんですよね。まるで、フレンチプレスの底の部分を飲んでいるような感覚です。(うげぇ~、欲張ったーって後悔するやつです)

コーヒーカプセルの種類

ネスプレッソのコーヒーカプセルの種類は、季節限定を除いて、2021/9/25時点で30種類あります。

・ ラテやカプチーノなどのミルクレシピ向きのカプセルが3種類。
・ フレーバーのついたカプセルが3種類。
・ マスターオリジンと呼ばれる、生産国の特徴を感じられるカプセルが5種類。
・ リストレット or エスプレッソ用のカプセルが9種類
エスプレッソ用のカプセルが4種類。
・ ルンゴ用のカプセルが6種類。
※ 上記のうち、デカフェのカプセルが3種類。

私がネスプレッソを買ってから4年ほど経っていますが、カプセルの種類が変わることはあまりありません。
たまにカプセルの変更や増加に伴ってシリーズ化するので、名前が変わって紛らわしいですが、愛飲していたカプセルがなくなるということはあまりないです。(もちろん、たまにはあります)

同じラインナップばかりで飽きるのでは?と心配する方もいるかもしれません。私も思いました。が、飽きる気配は全くないです。(私が気に入ったものばかり飲むだけでしょうか...)

捕捉しておくと、季節限定ではありますが、定期的に新しいカプセルもでるので、それも楽しみの一つです。

ラティシマ・タッチとラティシマ・タッチ プラスの違い

それでは、ラティシマ・タッチの後継機であるラティシマ・タッチ プラスは何が変わったのかを説明します。

とは言え、使ってないので説明書から読み取れる違いしか説明できませんが…

まず、ラティシマ・タッチ プラスはクリーミー・ラテ、ラテ・マッキャートが作れます。
そして、マッキャートの代わりに、リストレットはいなくなりました。確かにリストレットで飲むことはほぼ皆無でしたが、なくなると寂しいですね...

それ以外は同じメニューが作れます。

タッチ プラスで作れるクリーミー・ラテ、カプチーノ、ラテ・マッキャートの違いを説明します。

クリーミー・ラテ:コーヒー40ml、ミルク150ml
ラテ・マッキャート:コーヒー40ml、ミルク150ml
カプチーノコーヒー40ml、ミルク50ml

ラテとマッキャートの違いが分かりづらいですが、コーヒーとフォームミルクをどっちから抽出するかの違いです。

ラテはコーヒーから抽出されて、マッキャートはフォームミルクから抽出されます。

最後に抽出されたミルクが徐々に下に落ちてコーヒーと混ざるか、フォームミルクの上にコーヒーを落とすことで、最初から混ざり合っているような状態が作れるか。という違いかと思います。

元も子もないですが、混ぜてしまえば同じです。ぜひ、最初ぐらいは攪拌せずにお楽しみください。

ラティシマ・タッチとラティシマ・タッチ プラスの違いはそれぐらいかと思います。リストレットの機能がラテ・マッキャートに変わった。というのが変更点ですね。

ネスプレッソマシンの手入れ

ネスプレッソに限らず、コーヒーメーカーの購入を考えるとき気になるのが、日々のお手入れだと思います。
あまり面倒なことをするとなると、結局場所を占有するだけの無用の長物となりかねないですからね。

その点、ネスプレッソの手入れは非常に簡単です。

まず、ミルクを使わなかった場合、洗うのはこの三つです。
排水受け皿とカプセルコンテナ(抽出後のカプセルを捨てる場所)です。
シルバーのはグリッドと呼ぶらしいです。排水コンテナの上に乗っかります。

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お手入れ_ミルクを使わない場合

ミルクを使った場合は、先ほどの三つにミルクタンクが追加されます。
これは多少面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば大したことないです。

ミルクタンクは六つの部品からできているので、すべて分解します。
そして、30分ほどぬるま湯に洗剤をいれてつけておきます。
あとは、ささっと洗えば終了です。

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洗浄_ミルクタンク

どうでしょうか?これぐらいの手間だったら出来そうじゃないですか?
細かいこと言うと、使い終わったあとにカプセルを入れていない状態でルンゴボタンを押す湯通しや、ミルクタンクについているcleanボタンを押すといったことも必要ですが、ボタン押すだけなので問題にならないと思います。

取扱説明書のリンクを貼っておきますので、詳しく知りたい人は参考にしてください。ネスプレッソのページに遷移します。

取扱説明書(ラティシマ・タッチ プラス)

味は文句なしですし、苦いのが好き、酸味が好き、飲みやすいのが好き、個性的なものが好き。どのような人でも楽しめるだけの種類も揃っています。

一日をおいしいコーヒーから始めたい人、一日の終わりにゆっくりとリラックスしたい人、在宅ワークなどでコーヒーを飲みながら仕事をしている人。どのような人でも重宝すると思います。

番外編

ミルク系レシピは飲まない、コーヒーと言ったらブラック!
または、コーヒーと言ったらエスプレッソで砂糖入れて飲むのが至福!

このような人にはよりシンプルなタイプをおすすめします。

エッセンサ・ミニという商品なのですが、できることはエスプレッソ、あるいはルンゴの抽出の二つだけです。

リストレットがありませんが、ラティシマ・タッチ プラスでリストレットの機能がなくなったことを考えると、ミルクレシピを必要としない場合、最善の選択肢となると思います。

公式価格がラティシマ・タッチ プラスが¥33,550に対して、¥12,100なので、およそ2万円安く手に入ります。

個人的にはこの値段で手に入るのであれば、コスパは抜群だと思います。

 

もし後々ミルクレシピも飲んでみたくなったと言った場合、エアロチーノという、フォームミルクの専用マシンもありますので、買い替えという最悪の事態にはなりません。

 

ちなみに、私はラティシマ・タッチのフォームミルクよりもエアロチーノで作る方が好きです。

フォームミルクを作る。という機能に特化している分、一台で完結するよりクオリティは高いです。しかも、値段も¥12,100なので、ラテ・マッキャートにこだわらない。保存場所も何とかなる。というのであれば値段的に考えても「エッセンサ ミニ + エアロチーノ」の組み合わせの方が安くなります。

後は、二つ使うという手間の部分をどう見るかですが、個人的には、エアロチーノをおすすめします。

 

家で美味しいコーヒーを飲みたいと思っている人も、家では自分でコーヒーを淹れるという人も、買って後悔のないものだと自信をもっておすすめします。

素敵なコーヒーライフが待っていますように。

管理人 かかぴそより

 

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